フレーム磨き!
お気に入りの自転車や、使い古した自転車、
新車級にキレイにしたい自転車ありませんか?
状態によっては、新車以上に輝くものもありますよ!
先日、お店のストックヤードで産〇廃〇物寸前💦の放置されたフレームが目に飛び込んでまいりました(笑)
使い倒されたフレームが、果たしてどこまでの仕上がりになるのか......打ってつけの材料であります!
まずは、洗浄します。
磨き作業するにあたり、余計なシール等も丁寧に取り除いていきますが、経年劣化による日焼け痕があります。
復活作業においては、
どの状態まで仕上げるのか。というのを事前にしっかり決めておくことです。
究極は、塗装を全剥離して、再塗装となりますが、今回はリムブレーキ旧モデルなので、費用を抑えての復活を試みます😊
←かなりの使用感です💦
フレーム単体となってますので、水や溶剤で丸洗いしても良いかもしれませんが、万が一カーボンのささくれや剥離、ヒビ割れなどがあり、そこに水分が侵入しては困りますので、丁寧に慎重に拭き上げていきます。
ステッカーの日焼け痕ありますね。
今回は塗装作業の予定ありませんので、スルーします(笑)
他のステッカー部分もそのままにできる物はそのままで、汚いものは日焼けを晒すのも致し方なし、と剥がしました。
ヘッド周り、
特にダメージはありません👍
チェス盤のようなカーボン模様がみえますね!
BB周りも
傷は大量ですが、割れや欠けもなく問題なさそうです👍
フレーム内側も目視でも音でも問題なしです。
先ほどのヘッド周りの画像、そしてこのBB内部。
チェス盤のような模様のカーボン!!
カーボン最先端技術の『テキストリームカーボン』という素材であります!
ひらたく説明しますと、
より滑らかで、高密度なカーボン素材ということです。(ひらた過ぎるか...)
質量に対しての剛性と強度が高まります。
(剛性?強度??同じ意味じゃないの??
はい、また別の機会にネタにしますね😊)
細かい無数のチェーン傷です。
まるで千切りでもされたようですね😊
凄まじい距離を乗ってこられたのでしょう。
さらに、
ご自身で、こまめにホイール脱着や洗車などのメンテナンスも欠かさなかったであろう証でございます。
俄然、ヤル気が沸いてきます😊
一通り洗浄しながらチェックを終えたら、いよいよ磨き作業です。
必要最小限の切削で済ませる為、手間はかかりますが仕上げ番手で磨いていきます。
手作業です💦💦💦
←こういった深めの傷に遭遇します。
色んな角度からチェックしたり光を当てたりして、傷の度合いや仕上がりをイメージして、対処方法を熟考します。
→→少し広い範囲で研磨していくことにしました。
かなりイイ感じ
けっして力を込めず、ひたすら祈りを込めて磨いています(笑)
フレームの傷より先に、指の感覚がなくなりそうですよ😊
適度に一服しながら延々と磨きます......(ヒマなんかい!!)
仕上げ番手で磨き、
消えてくれない傷に遭遇したら......
『集中砲火!』
BB周りも見違えてきましたよ👍
ほとんど仕上がり~👍
鏡面一歩手前まで仕上げることが出来ました!
このあとの工程は、コーティング作業です。
どんなコーティングを施すのかによっては、施工前にさらに磨くことになります💦
輝き復活です!
こちらのフレームとひたすら触れ合いまして、気づいたことがあります。
「めっちゃ良いフレームやん!」
リムブレーキ、電動コンポ専用のフレームなので、アッセンブルの選択肢は多くないですが、近いうちにかつてのトップグレードの存在感を取り戻すでしょう👍
作業内容としましては、
フレーム状態からの、
再塗装無しの徹底的な磨き仕上げです。
参考作業料金は、15,000円(税込み)で、簡易コーティング込みです。
本格的なコーティングは別途お見積り。
再塗装などは、要相談ですm(__)m
フレーム持ち込みOKです。オーバーホール時のご依頼がオススメです。
また、新車時コーティングも良いですね👍👍